前年までの活動記録

2025年

1月21〜23日

行政視察

1月21日(火)京都府京都市

子どもを不慮の事故から守るため、また子育てに関する保護者の不安や悩みに寄り添うために、保健医療の側面から支援している京都市の取組みに対して、行政視察を行いました。

≪≪京都市子ども保健医療相談・事故防止センター≫ (愛称:京あんしんこども館)

当センターは施設名称が示す通り「子ども保健医療相談センター」と「子ども事故防止センター」の2つの機能を有する施設です。
管理運営は京都第二赤十字病院に委託されており、小児科医、看護師、保健師が常駐し、開館時間中の電話相談に対してリアルタイムに無料で対応しています。
また、来館しての面接相談や、施設見学、講習会参加も無料となっています。
「子ども事故防止センター」は、子どもの死亡原因の上位を占める「不慮の事故」の防止に関する情報と、その予防対策を発信することにより、子育てが安全にできる環境整備を支援しています。
センター内には、実際の家具を展示したセーフティハウスがあり、家庭内の事故を防止する知識と意識を体験的に学ぶことができます。
来館者に保健師・看護師が同道し、マンツーマンのガイドで、それぞれの家庭環境に沿った指導を行っています。

1月22日(水)兵庫県伊丹市

伊丹市の安全・安心見守りネットワーク事業を参考にするために、行政視察を行いました。

≪安全・安心見守りカメラ≫

平成26年9月の神戸市長田区女児殺害・遺棄事件と平成27年2月の和歌山県紀の川市男児殺害事件を受け、当時の市長(現在も)は、防犯カメラでセキュリティを高めて「選ばれるまちに」というまちづくりの方針を掲げました。
そして肖像権やプライバシーの問題に配慮した防犯カメラの設置について、市長自ら住民説明会を行い、地域ごとにパブリックコメントやワークショップを実施するなど、丁寧に市民に理解を求め、現在市内に1,200台の防犯カメラを設置しています。

≪まちなかミマモルメ≫

市内1,200台の防犯カメラはインターネットで繋がっており、ここに受信器を内蔵させ、子どもや高齢者等の位置情報を確認する見守りをと、民間企業とタッグを組みました。
現在、ビーコン受信器を市バスや自動販売機、さらに近隣市への移動した場合に対応するため、宅配業者のトラックにもスマホアプリに受信器を入れて協力を依頼する等、利用者の利便性を向上させる取組みを続けています。
また、共働きの保護者からの「子どもの帰宅を確認したい」という要望を受け、家庭用受信器を設置して確認できるシステムも取り入れています。

1月23日(木)大阪府枚方市

高齢者の単身世帯が増加している中、身寄りのない高齢者の終活支援について、国が実施する「持続可能な権利擁護支援モデル事業」を枚方市が行っていることから、参考にするため行政視察を行いました。

≪ひらかた縁ディングサポート事業≫

令和4年度から国において「持続可能な権利擁護支援モデル事業」が実施されており、令和6年度からは、新たに「死後事務委任」等の取組みが追加されました。
そこで枚方市では、本モデル事業を活用し、十分な資力がないなど、民間事業者による支援が受けられない方に対して、意思決定支援を確保しながら、入院・入所時の身元保証を代替する支援や、死後の事務支援を合わせて提供する取組みを、枚方市社会福祉協議会に委託。
「ひらかた縁ディングサポート事業」を開始しました。
本事業は①終活情報登録サービス、②見守り・安否確認サービス、③入退院時等支援サービス、④死後事務等に対応・預託金によるサービス、の4つのサービスをパッケージとして提供しています。
実際に事業を実施して、自分名義の不動産を所有している人は対象外であることや、預託金を一括納入しなければならないことが、課題になっているということでした。
三郷市においても是非検討したい取組みであることから、今後も枚方市が本事業をどのように展開されるのか注視し、参考にさせて頂きたいと思います。

たいへん充実した内容で、有意義な行政視察となりました。今回の視察で学ばせていただいたことを、今後の三郷市の施策に反映できるよう努めてまいります。

1月13日

二十歳のつどい

1月13日(祝)三郷市文化会館において「二十歳のつどい」が開催されました。
市長・来賓のスピーチ、新成人の代表2名による「二十歳の主張」の発表、抽選会などが行われました。
今年の新成人1,210名のうち、811名が参加しました。皆さんの今後の活躍を期待します。

1月12日

三郷市消防出初式

1月12日(日)、三郷市文化会館において、三郷市消防出初式が開催されました。冬空ながら穏やかな新年の幕開けに相応しい式典となりました。
今年は救急救命訓練のデモンストレーションが行われ、いざというときの対処法を集まった市民と共に確認しました。
市民の安心安全な暮らしを守るため、献身的に活動して下さる消防団の皆様、ならびに消防職員に、心から敬意を表するとともに、深く感謝いたします。
本年も無事故をご祈念いたします。