令和7年12月三郷市議会定例会が、12月1日から12月12日まで12日間の会期で開催されました。
議案19件(市長提案17件、議員提案2件)等を慎重に審議し、全議案に賛成、可決成立しました(請願3件については反対、不採択)。
主な議案は、次のとおりです。
①道路線の廃止、変更、認定について
・三郷北部地区土地区画整理事業に伴う整備
・都市計画道路草加三郷線の延伸に伴う認定
②工事請負変更契約の締結
・早稲田小、前谷小、高州小の外部等改修工事
・岩野木学校給食センター解体工事
③指定管理者の指定
・三郷市文化振興公社に指定
・三郷市文化会館、鷹野文化センター、コミュニティセンター、
・東和東・彦成・高州地区文化センター、高州地区体育館、
・三郷市総合体育館、陸上競技場、スカイパーク
・三郷市社会福祉協議会に指定
・岩野木・彦沢・戸ヶ崎老人福祉センター、
・戸ヶ崎老人デイサービスセンター、岩野木集会場
④三郷市乳児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)の設備及び運営の基準に関する条例の制定
⑤三郷市こども発達支援センターの利用時間の変更
・令和8年2月2日以降、午前8時45分~午後4時30分となる。
⑥令和7年度一般会計補正予算(第3号)
・排水ポンプ場維持管理(土地購入費)
・小中学校修繕料(空調、消防設備等)
⑦令和7年度三郷市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
⑧令和7年度三郷市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
⑨議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の改正
・議員が刑事事件の被疑者又は被告人として逮捕、勾留その他の身体を拘束される処分、起訴された場合、逮捕等期間の議員報酬及び期末手当の支給を停止する。
*関根和也議員に対する「除名」を求める懲罰動議
全会一致で可決しました。
今後も、市民の皆さまからいただいたご意見・ご要望をもとに、市民生活の向上と三郷市の発展に努めてまいります。
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12月2日(火)、木津雅晟市長に対し、「重点支援地方交付金の活用に関する緊急要望書」を提出しました。
政府が「強い経済」を実現するとして、11月21日に大型減税などを含めて21兆3千億円規模の総合経済対策を閣議決定し、各地域の実情に合わせた支援策を進めることができる「重点支援地方交付金」の予算が盛り込まれました。
本市としても、この交付金を効果的に活用し、将来が見通せない物価高騰から市民の生活を守り、経済の確実な回復を実現するため、迅速な実行を要望しました。
これからも私ども公明党三郷市議団は、国や県との連携を図りながら、市民の暮らしを守るために活動してまいります。
スポーツによるまちづくりを進める宮城県角田市の事例を参考にするため、行政視察を行いました。
角田市は「かくだスポーツビレッジ」と「道の駅かくだ」が隣接する特徴を生かし「明るく楽しく健康で活力あるまち」の実現を目指しています。
総合体育館、陸上競技場、屋内温水プール、野球場、テニスコートと、宿泊も可能なスポーツ交流館を有する「かくだスポーツビレッジ」。
維持管理は「かくだスポーツビレッジ運営協働企業体」に指定管理者制度による委託をしています。
宿泊も可能なため合宿所としての利用もあり、市外からの利用も多くなっています。
総合体育館は、市内の幼稚園・保育園が運動会で利用し、雨天でも延期せずに開催できると喜ばれています。
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道の駅かくだは、道路利用者等への良好な休憩の場の提供、地域情報の発信により、市民と来訪者との交流を促進すると共に、特産品の販売等による地域産業の振興及び地域の防災拠点として市民福祉の向上を図るために設置されました。
継続的な賑わいづくりを目指し、特に趣味性の高いものに重点を置いて企画を行っており、中でも「カブ・ミーティング」は人気のイベントとなっています。
他にもフラワーアレンジメントやヨガ、コンサートなど、持ち込み企画もサポートしています。
石巻市の水辺を活かした地域活性化事業を参考にするために、行政視察を行いました。
石巻市は北上川の河口部に位置し、古くから「川湊」として栄えてきました。東日本大震災では、市内の中心部・旧北上川の無堤防区間で、大きな津波被害に遭いました。
その後、堤防を建設するとともに「かわまちづくり」としての整備も進め、住民の安心の確保と新たな観光の場、交流の場を作り上げました。
三郷市も、江戸川と中川という一級河川に挟まれた地形で、過去には大きな水害にも遭いました。
川を愛し楽しむことと、川の脅威に立ち向かうことは、相容れないもののように思われましたが、どちらも併せて整備している石巻市の事例は、大いに参考にしたいと思いました。
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仙台市が行っている水道事業DX推進に関する連携協定と、水道管路のアセットマネジメントにおけるAIの活用を参考にするため、行政視察を行いました。
仙台市では、人口減少に伴う料金収入の減少や施設の老朽化等の課題、更にベテラン職員の退職が進み、業務プロセスの維持管理や必要な知見の確保が困難になる可能性がありました。
そこで、幅広い課題や業務に対応すべく、多様な主体がそれぞれの得意分野を生かして協働できるよう、民間企業が有する新しい視点・価値観・アイデア・ノウハウを一層活用するため、営利・非営利にとらわれない「クロス・センダイ・ラボ」を窓口にし、次世代水道事業DXの基盤構築を進めました。
管路の老朽化の波を乗り越えるためには、状況について的確に把握し、中長期的な予測を行うと共に、最適な補修や更新が必要です。
持続可能な水道事業の運営には、「施設をできる限り長く使いライフサイクルコストを縮減する」「必要なところに効果的に投資することでリスクを制御する」「更新費用の平準化等により必要な財源を確保する」という3項目のバランスが大事です。
そのために老朽化の評価にAI技術の活用を取り入れています。
三郷市でも、AI技術の活用について提案してまいりたいと思います。
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たいへん充実した内容で、有意義な行政視察となりました。
今回の視察で学ばせていただいたことを、今後の三郷市の施策に反映できるよう努めてまいります。
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10月27日(月)、木津雅晟市長に対し「令和8年度予算編成並びに施策に関する要望書」を提出しました。
主な要望内容は、子育て支援の拡充、防犯・防災によるレジリエンス強化、高齢者・障がい者施策の拡充、教育・生涯学習施策の充実、多様性尊重の環境整備、商工業・農業の活性化など、合計103項目に渡ります。
私ども公明党三郷市議団は、市民の皆さまから頂いたご要望の実現に向け、今後も議会活動などを通し、全力で取り組んでまいります。
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10月19日(日)、消防団特別点検が三郷市役所駐車場で開催されました。
団員の服装・規律及び機械器具の点検が行われたほか、表彰式、市長・来賓の挨拶などが行われました。
近年は、異常気象による自然災害が多発しているほか、火災も各地で発生しています。
消防団の皆さんが、災害から地域を守るために、日頃から献身的に活動していただいていることに、心から敬意を表するとともに深く感謝致します。
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10月17日(金)、埼玉県市議会議長会第4区議長会議員研修会が加須文化・学習センター「パストラルかぞ」で開催されました。
開会式に続き、NHK政治担当解説委員・相澤祐子氏が「若者・女性にも選ばれる地方へ~地方議会に期待すること」のテーマで講演を行いました。
性別役割分担意識や無意識の思い込みなどが、若者や女性が地方を離れ、地元に戻らない要因となっている可能性を指摘。
課題に取組む自治体の事例を紹介し、最後は地方議会に期待することについて語られました。たいへん示唆に富んだ内容で、有意義な研修会となりました。
感震ブレーカー
給水車
おにぎり成形機
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10月5日(日曜日)、三郷市総合防災訓練が北中学校グラウンドで実施されました。消火やトリアージ、マンホールトイレの設置等の訓練と合わせて、トイレトレーラーや給水車、感震ブレーカー、おにぎり成形機などの体験展示もあり、災害時に市民生活を守るための備えを確認しました。
好天にも恵まれ、関連行政機関や近隣の自主防災会、各種団体、民間企業など、数多くの団体が参加し、たいへん有意義な防災訓練となりました。
令和7年9月三郷市議会定例会が、9月1日から9月19日まで19日間の会期で開催されました。
議案28件(市長提案26件、議員提案2件)等を慎重に審議し、全議案に賛成し、可決成立しました。
主な議案の内容は、次のとおりです。
①町の区域を新たに画することについて(三郷北部地区土地区画整理による)
②岩野木学校給食センター解体工事請負契約の締結
③三郷市斎場条例の一部改正(利用者範囲及び使用料)
④令和7年度一般会計補正予算(第2号)
*町会等防犯灯電気料補助(今年度分に限り全額補助)
*LPガス使用料補助(障がい者施設、保育所等)
*省エネ家電買換促進補助金(来年1月16日まで期間延長)
*運動施設修繕料(番匠免テニスコート等)
⑤令和6年度一般会計・特別会計歳入歳出決算認定
⑥ギリシャ共和国サラミナ市との姉妹都市の提携について
⑦教育委員会教育長の任命について
⑧関根議員に対する辞職勧告決議について
新年度も、市民の皆さまからいただいたご意見・ご要望をもとに、議会活動を通し市民生活の向上と三郷市の発展に努めてまいります。
7月20日に執行されました三郷市議会議員選挙を受けて、8月11日(月)、臨時議会が開催され、議長・副議長の選挙、各常任委員会委員長・監査委員の選任などが行われました。
令和7年6月三郷市議会定例会が、6月2日から12日間の会期で開催されました。
議案19件(市長提案16件、議員提案3件)、請願1件を慎重に審議し、全議案に賛成し、可決成立・採択しました。
主な議案は、次のとおりです。
〇(仮称)南部地域拠点防災コミュニティ施設新築工事請負変更契約の締結
・建築、機械、電気のそれぞれ、履行期限及び契約金額の変更
〇三郷市役所本庁舎空調設備改修工事請負契約の締結(1F及び地下機械室)
〇小中学校校舎外部等改修工事請負契約の締結
・早稲田小、前谷小、高州東小の外壁塗装・屋上防水・スロープ新設等
〇三郷市立幸房小学校第2児童クラブ増築工事請負契約の締結
〇三郷市税条例の改正
・軽自動車税種別割の区分見直し
・特定親族特別控除の創設
・加熱式たばこに係るたばこ税の課税標準の特例
〇三郷市土砂のたい積の規制に関する条例の廃止
・埼玉県が宅地造成等工事規制区域に三郷市全域を指定したため
〇一般会計補正予算(第1号)
・高州地区体育館・勤労者体育館の空調設備の設計業務
・南部地域拠点防災コミュニティ施設整備工事費
・老人福祉センターやすらぎ荘解体撤去工事費
・住民基本台帳事務事業(電子計算機関連備品購入費等)
○公職選挙法の改正による公営に関する公費負担額の改定
〇三郷市議会議員の請負の状況の公表に関する条例
今後も、市民の皆さまからいただいたご意見・ご要望をもとに、市民生活の向上と三郷市の発展に努めてまいります。
令和7年3月三郷市議会定例会が、2月25日から3月17日まで21日間の会期で開催されました。議案27件(市長提案25件、議員提案2件)等を慎重に審議し、全議案に賛成し、可決成立しました。(請願1件については反対、不採択)
主な議案の内容は、次のとおりです。
①
マイナンバーカードの電子証明書の新規発行・更新申請等を取り扱う郵便局の指定について
② 職員及び市長・副市長・教育長の給与に関する条例の改正
③
職員の勤務時間、休日及び休暇、育児休業等に関する条例の改正
④ 新築建築物の省エネ性能の基準改定による手数料等の改正
⑤ 三郷市国民健康保険税の税率等の改正
⑥ 非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の改正
⑦ 令和6年度一般会計補正予算(第6、7、8号)
*国からの重点支援交付金の活用事業
・低所得者支援及び定額減税補足給付金
・三郷市プレミアム付デジタル商品券の発行
・住宅用防犯カメラ設置費補助金
・農産物高温対策関連資材購入費補助金
・家庭用省エネ家電買換促進補助金
・物価高騰対策支援(障がい者施設、私立保育施設、放課後児童クラブ)
・路線バス事業者運行支援
*災害備蓄品整備事業
その他
⑧ 令和7年度一般会計予算
【戦後80年事業】(仮称)平和を願う被爆ピアノコンサートの開催
【災害対策】(仮称)南部地域拠点防災コミュニティ施設整備(建築工事)
【上下水道整備】上下水道管路等の一体的な耐震化、北部浄水場の耐震化
【まちづくり】三郷中央駅前広場と周辺区域の整備、三郷北部地区1号公園、中央四丁目幸房公園隣接地にボール遊び広場
【施設改修】瑞沼市民センターのトイレ改修、斎場火葬炉修繕、総合体育館の空調設備、高州地区体育館・彦成地区文化センター体育室の照明LED化、早稲田小・高州東小・前谷小の屋上防水及び外壁塗装 等
【市民生活】マンション管理士による無料相談会の開催、公衆Wi-Fi接続サービスの増設、自動翻訳システムの増設
【健康】がん患者のウイッグ及び胸部補整具の購入費用助成、
【高齢者】後期高齢者への個別訪問による健康チェックと介護予防、「脳とからだの健康チェック」の拡充
【子育て】「おやこひろば」の開催(三郷中央におどりプラザ)、公立保育所の登退所管理・保護者との連絡等のICT導入、5歳児健診の実施、
【教育】青少年リーダー育成セミナーの開催、小中学校給食費の物価高騰支援、幸房小第2児童クラブの増築
⑨ 三郷市議会の個人情報の保護に関する条例の改正
⑩ 三郷市議会議員政治倫理条例
その他
新年度も、市民の皆さまからいただいたご意見・ご要望をもとに、議会活動を通し市民生活の向上と三郷市の発展に努めてまいります。
子どもを不慮の事故から守るため、また子育てに関する保護者の不安や悩みに寄り添うために、保健医療の側面から支援している京都市の取組みに対して、行政視察を行いました。
当センターは施設名称が示す通り「子ども保健医療相談センター」と「子ども事故防止センター」の2つの機能を有する施設です。
管理運営は京都第二赤十字病院に委託されており、小児科医、看護師、保健師が常駐し、開館時間中の電話相談に対してリアルタイムに無料で対応しています。
また、来館しての面接相談や、施設見学、講習会参加も無料となっています。
「子ども事故防止センター」は、子どもの死亡原因の上位を占める「不慮の事故」の防止に関する情報と、その予防対策を発信することにより、子育てが安全にできる環境整備を支援しています。
センター内には、実際の家具を展示したセーフティハウスがあり、家庭内の事故を防止する知識と意識を体験的に学ぶことができます。
来館者に保健師・看護師が同道し、マンツーマンのガイドで、それぞれの家庭環境に沿った指導を行っています。
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伊丹市の安全・安心見守りネットワーク事業を参考にするために、行政視察を行いました。
平成26年9月の神戸市長田区女児殺害・遺棄事件と平成27年2月の和歌山県紀の川市男児殺害事件を受け、当時の市長(現在も)は、防犯カメラでセキュリティを高めて「選ばれるまちに」というまちづくりの方針を掲げました。
そして肖像権やプライバシーの問題に配慮した防犯カメラの設置について、市長自ら住民説明会を行い、地域ごとにパブリックコメントやワークショップを実施するなど、丁寧に市民に理解を求め、現在市内に1,200台の防犯カメラを設置しています。
市内1,200台の防犯カメラはインターネットで繋がっており、ここに受信器を内蔵させ、子どもや高齢者等の位置情報を確認する見守りをと、民間企業とタッグを組みました。
現在、ビーコン受信器を市バスや自動販売機、さらに近隣市への移動した場合に対応するため、宅配業者のトラックにもスマホアプリに受信器を入れて協力を依頼する等、利用者の利便性を向上させる取組みを続けています。
また、共働きの保護者からの「子どもの帰宅を確認したい」という要望を受け、家庭用受信器を設置して確認できるシステムも取り入れています。
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高齢者の単身世帯が増加している中、身寄りのない高齢者の終活支援について、国が実施する「持続可能な権利擁護支援モデル事業」を枚方市が行っていることから、参考にするため行政視察を行いました。
令和4年度から国において「持続可能な権利擁護支援モデル事業」が実施されており、令和6年度からは、新たに「死後事務委任」等の取組みが追加されました。
そこで枚方市では、本モデル事業を活用し、十分な資力がないなど、民間事業者による支援が受けられない方に対して、意思決定支援を確保しながら、入院・入所時の身元保証を代替する支援や、死後の事務支援を合わせて提供する取組みを、枚方市社会福祉協議会に委託。
「ひらかた縁ディングサポート事業」を開始しました。
本事業は①終活情報登録サービス、②見守り・安否確認サービス、③入退院時等支援サービス、④死後事務等に対応・預託金によるサービス、の4つのサービスをパッケージとして提供しています。
実際に事業を実施して、自分名義の不動産を所有している人は対象外であることや、預託金を一括納入しなければならないことが、課題になっているということでした。
三郷市においても是非検討したい取組みであることから、今後も枚方市が本事業をどのように展開されるのか注視し、参考にさせて頂きたいと思います。
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たいへん充実した内容で、有意義な行政視察となりました。今回の視察で学ばせていただいたことを、今後の三郷市の施策に反映できるよう努めてまいります。
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1月13日(祝)三郷市文化会館において「二十歳のつどい」が開催されました。
市長・来賓のスピーチ、新成人の代表2名による「二十歳の主張」の発表、抽選会などが行われました。
今年の新成人1,210名のうち、811名が参加しました。皆さんの今後の活躍を期待します。
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1月12日(日)、三郷市文化会館において、三郷市消防出初式が開催されました。冬空ながら穏やかな新年の幕開けに相応しい式典となりました。
今年は救急救命訓練のデモンストレーションが行われ、いざというときの対処法を集まった市民と共に確認しました。
市民の安心安全な暮らしを守るため、献身的に活動して下さる消防団の皆様、ならびに消防職員に、心から敬意を表するとともに、深く感謝いたします。
本年も無事故をご祈念いたします。